2018-01-01から1年間の記事一覧

ボヘミアンラプソディーを観て考えたこと

話題の映画を観てきた。平日の夜8時半からの回は満席だった。いろいろ思うところがあったが、ひとことでいうなら、いい映画だった。 映画業界のひとにも話を聞いてみた。現時点での興収予想は30億円。当然、業界でも予想外のヒットのようだが、みんな喜んで…

ボヘミアンラプソディーという映画がヒットしているらしい

先週の週明けに会社の女の子からボヘミアンラプソディーという映画に行ってよかった、泣いた、本当に感動した、絶対に観るべきという情報を入手した。というか、一方的に押し付けられた。 「それって曲の名前じゃないの?」と尋ね返すと、そうだ、という。 …

山本一郎氏によるネットで有効な議論の方法

サイトブロッキングについては実名ブログで書くことにしているが、山本一郎氏の一連のブロッキングまわりのブログ記事についてのコメントは、実名ブログには書かないことにしたい。 理由は、氏の行っているブログの中身は、ブロッキングそのものの議論とは、…

罪を犯した人間をどこまで許すべきか

最近、起こったいくつかの事件について思うところを書く。ひとつはHagexさんが亡くなられた事件。もうひとつは、松本智津夫の死刑執行の件。そして結愛ちゃんが亡くなった事件だ。 最初のふたつの事件には共通項がある。それは加害者である、いわゆる「低脳…

高木浩光氏の通信の最適化と通信の秘密についての議論

3年前に高木浩光氏が携帯電話会社の「通信の最適化」が「通信の秘密」違反であるという問題提起をして、ネット上で大変な話題を集めた。その際に私も議論に参加をし、通信の最適化の批判に通信の秘密を持ち出すのはスジが悪いということで異論を唱えて、高…

山本一郎という問題。ついでにピクシブの件。

ここ数年、だれもネットには書き込まないが、ネット関係者が集まるとよく話題になるテーマがある。「山本一郎をどう思うか?」 ぼくは山本一郎(敬称略)こそ、ネット社会が抱える根本的な問題を象徴する存在だと思っていて、いろんなひとに、山本一郎という…

半匿名でぼくが決めているルール

大変に不本意なことではあるが、先日、自分の名前と立場を明かしてネットで発言をするハメに陥った。 もちろん、これまでもメディアの取材として、自分の名前でネットに記事が掲載されることは何度もあったわけだが、メディアの取材で名前が出るのはもちろん…

文系的なものと理系的なもの

文系と理系というテーマも炎上しやすい。 文系と理系なんて違いがそもそもナンセンスだとかいう、そもそもそんな区別は存在しないという神学者たちが湧いてくる。 日本の大学教育においての文系、理系の区別が無意味で必要ないという主張はともかくとして、…

情報公開の議論が難しい理由

あらためていうが情報公開に反対する意見を表明するのは非常に難しい。昨日の記事のコメント http://b.hatena.ne.jp/entry/kawango.hatenablog.com/entry/2018/04/04/143826 から引用してみる。 takuver4 気持ちは分かるが、それはオープンな場で言っちゃ駄…

情報公開で国が滅ぶ理由

検索用に残しておいたツイッターアカウントで、たまに呟くことがあるのだが、1ヶ月前のツイートをなにか別に気に入らないことがあったのか山本一郎氏に晒されて、プチ炎上した。ネットの炎上では、前後の文脈とかまったく読まず脊髄反射で書き込むひとが大半…