NHK党立花党首の公開質問への回答へのコメント
昨日の公開質問状に対して、早速、立花党首から動画にして回答がありましたので、その内容についてコメントします。
回答動画は約36分間ありますが、重複や繰り返し、また、質問とは関係ない内容も多いので重要なポイントを抜き出すと以下の4点だと思います。
・ 立花党首は、ガーシー(東谷議員)が違法な恐喝をしているという認識はない。(6:20〜)
・ 50万円から300万円の懸賞金をつけてネタを募集する(そして暴露すると宣言すること)については、もし、川上、ドワンゴ、KADOKAWAに後ろめたいことがなければ何も起こらないのだから恐喝にならないというのが立花党首個人としての見解。(8:28〜9:35)
・ 立花党首は国会議員であるガーシーの上司であり監督責任があることを認めた。(30:09〜)
・ もしガーシーが違法行為をしていたのなら、謝罪をするなり党首を辞任するなり責任を取る(30:15〜)
この4点を中心にコメントをします。
まず、公開質問状でも指摘させていただいたように、客観的に恐喝としか思えない行動を、FC2高橋氏と東谷議員は共同で行っています。これは事実として指摘させていただきました。
まず、東谷氏と高橋氏の行動はほとんどネット上の公開の場で行っています。唯一、第3者からわからない部分があるとすれば、私とガーシー、あるいは私と高橋氏との間でのやりとりでしょう。私とガーシーとのやりとりは既にガーシーさんがネットに公開されています。また、核心である私と高橋氏とのやりとりについては、昨日、高橋氏が公開した動画で、警察に逮捕されないようにしてほしいといったこと、賠償金1億円について取り下げてほしいと言ったことは事実であること。しかもそのような条件を提示した理由は、私がガーシーさんを恐れて和解したがってると誤解していたためであり、1億円ぐらいKADOKAWAにとって大した金額ではないと思ったからだということまで告白しています。
さて、高橋氏との和解交渉の決裂の後、和解しなかったので、ドワンゴとKADOKAWAを攻撃する。和解しなかったことを後悔させてやる。ドワンゴ、KADOKAWAのネタを最大300万円高橋氏がスポンサーになるので募集する、とガーシーが発言したのはネットの公開の場で行ったファクトです。もし疑問であれば、東谷議員に一言質問をすれば確認できるはずです。
どうみても明白な脅迫ではないでしょうか?
いうまでもありませんが、何か具体的な事実を暴露すると言って、金銭的な要求をするのは、具体的な事実が後ろめたいことであり真実であったとしても恐喝です。
そして具体的な事実が指定されてなくても、例えば「俺はお前の知られたくないことを知っている。暴露されたくないなら金をよこせ」というのも恐喝していることには変わりません。
立花党首の「後ろめたくないことがないのであれば恐喝ではない」という主張は、まったく、よく分からない詭弁でしかありません。これは昔、よく総会屋が主張していた理屈ですよね?後ろめたいことを暴くのは社会正義だのような主張も含めて立花党首は、ネットで活動する新しい総会屋のようなものを合法的なものとして国民に認めてもらいたいと主張されているように思えます。
さて、立花党首は回答動画において、自身のガーシーこと東谷議員への監督責任を認めました。また、恐喝が事実であれば、責任を取ることも明言されています。
しかしながら上記のように、客観的にも恐喝と十分に思える行動を東谷議員が行ったことは明白です。そして立花党首は自身で認められたように監督責任がある当事者であって、無関係の第3者ではありません。
もし、上記に示した事実にも関わらず、東谷議員が恐喝をおこなっていないというのであれば、そう考える根拠を示してください。もし、それが今回主張された後ろめたいことがないのでなければ恐喝にならないという珍解釈を維持されるのであれば、それでも結構です。改めて監督責任のある当事者として明言してください。
なお、回答動画の中では、まるで他人事のように、再三、民事訴訟をするべきだと主張していますが恐喝は犯罪であり、刑事事件でしょう。立花党首は監督責任も認め、もし、違法行為があれば責任を取ると明言された当事者です。明白な事実を突きつけられても、裁判をしろと開き直るのは無責任な態度であるとともに、東谷議員と一緒にNHK党として組織的に違法行為をやっているとも思われかねない行動ではないでしょうか?
いずれにせよ、私は立花さんに法律相談のつもりで公開質問状を送ったわけではありません。東谷議員の行いへの立花党首の責任を問うたものであることを改めてご理解ください。