NHK党 立花孝志党首への公開質問状

立花孝志 様

 

はじめてご連絡をさせていただきます。株式会社ドワンゴで顧問をやっている川上量生ですが、今回は個人として質問状をお送りさせていただいています。

 

早速ですが、貴党の東谷義和議員(通称ガーシー)が、7/31の”『死なばもろとも』ガーシー 出版記念 ガーシー×箕輪厚介”というYoutube番組において、自分の親友であるFC2の創業者の高橋理洋氏を嵌めたドワンゴを許さないとしてドワンゴKADOKAWAを攻撃するという発言を行いました。また、「分けわからん変な裁判で金とろうとしやがって」とドワンゴに連絡してこいという発言を行いました。

 

私はたまたま番組を見ていましたので驚いて、人を介して、東谷議員に連絡を取ったところ、高橋理洋氏と話してほしい。できれば和解してほしいと言われました。

 

その後に高橋理洋氏とLINEで電話をしたところ、高橋氏が私に希望されている条件は二つありました。

 

一、警察に働きかけて、高橋理洋氏が日本に帰国しても逮捕されないようにしてほしい。

一、先日、ドワンゴとFC2の特許訴訟について、知財高裁で判決が出てドワンゴが勝訴し、FC2が1億円の損害賠償をドワンゴに支払う命令がでた件につき、訴訟を取り下げるか、差押をしないでほしい(要するに1億円を支払わないことに合意してほしい)。

 

2点とも非現実的な要求であり、そもそも私の持っている権限でも不可能であると言うことを高橋氏には説明しましたが、髙橋氏は何の譲歩もしないのかと立腹されました。

 

その後、8/3のインスタライブで東谷義和議員は、髙橋氏とドワンゴとの交渉が決裂したので攻撃をすると発言し、視聴者にドワンゴKADOKAWAのネタを募集することを告知しました。また、ネタの提供者にはFC2高橋氏から50万円から300万円の謝礼を払うことも同時に発表しました。

 

また、翌日の8/4には髙橋氏は「ドワンゴに静かに宣戦布告しました。」とツイートをしました。

 

既に判決の出ている1億円の賠償命令に対して、放棄しなければ攻撃をするというのは、ただの恐喝です。それを国会議員がネット上で堂々と公言するというのは、非道であるというばかりでなく、これが現実に起こっていることが信じられない理解に苦しむ出来事です。

 

これらの大まかな部分については、私が8/7に書いたブログ記事において既に書きました。

 

これはネットでも大きな話題になりましたが、立花党首は現在までこの件については、一切、コメントをされていないと認識してます。

しかし、東谷議員の発言については変化が見られ、川上の相手は高橋氏であり、自分はKADOKAWAを攻撃すると一歩距離を置き、役割分担をするかのような発言をするようになりました。また、私が西村博之氏を使って攻撃していると、あたかも自分が攻撃されている側であるかのような発言を繰り返すようになりました。

しかしながら、東谷議員と髙橋氏は、今後、ガーシーがさまざまな人の暴露を行うと宣言しているサロンを共同運営するパートナーであり、事実上、東谷議員と髙橋氏が一体となって、私と私の会社を恫喝しているという状況に、現在も何ら変わりはありません。

 

上記のことは、ほぼ全てについてログなどで確認が可能な現在進行形の事実です。また、そもそも多くは東谷議員と高橋氏がネット上で公言していることであり、現在も検索すれば見つかります。

 

以上の事実を踏まえて、東谷義和議員が所属するNHK党の党首である立花孝志さんに質問をします。

 

一、上記の東谷義和議員の行動について、NHK党首としての立場と見解をはっきりとお答えください。

一、東谷義和議員は違法な恐喝に思える行動を公然とおこなっていますが、被害を訴えようにも海外にいることと国会議員という高い社会的立場にあり、不逮捕特権などもあることから、たとえ(不逮捕特権のある)国会の会期中でなかったとしても司法による救済が本当に可能かどうかも疑わしいと考えています。不逮捕特権は国会議員の自由な活動のために保障された権利であるということですが、国会議員の自由な活動に脅迫や恐喝を公然と行なうことが含まれているとは考えられません。NHK党としては国会議員の持つ非常に高い社会的地位の濫用につながるような行為を所属の国会議員に対しては戒める責任があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか?

一、立花さんは、これまでNHKの受信料問題において、素人に分かりにくい法の不備を指摘されたりで活躍されています。また、今回の参議院選挙においても、ビジネスとして政党助成金の制度が成り立つということを発見され、しかもちゃんとその事実を公表した上で選挙戦を戦いぬき結果を出されました。立花さんの法制度と運用についての深い理解を示す事実だと考えます。

今回の東谷議員が海外から国会議員の立場で情報発信をすると違法な行為であっても処罰されにくいということも、分かっていて立花さんは利用されているのでしょうか?現に、東谷氏がドバイから活動できるように立花さんはさまざまな支援を行なっておられます。立花さんの見解をお聞かせください。

 

以上

 

※ 期間限定でtwitterアカウントを公開します。gweoipfsd@gweoipfsd。これが唯一の川上本人のtwitterアカウントになります。