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ナベタ君とネット選挙について思うこと

 

 昨年、大塚英志さんからのメールを転載したナベタくんの選挙は大きな反響があった。

 とにかく候補者に個人があってどういう政策かを純粋に尋ねつづけて、その結果を動画にアップする。ジャーナリストではなく、個人としておこなう。そのひたむきな姿にネット時代の有権者の理想のありかたを見たひとは多かったと思う。

 ところが今年になってまた送られてきた大塚さんからのメールによると、そのナベタ君のやっていることは公職選挙法にあたると警告を受けたらしい。それもその警告はナベタ君の活動に好意的な取材をしたいと申し入れたあるテレビ局のスタッフによるおこなわれ、結果、好意的な報道どころか、「ネット選挙運動、都議選で「フライング」行為」というような否定的な報道をされたということだ。そして調べてみると、どうもナベタのやっているような政治家にインタビューをしてその結果を世間に報せるという行為はメディアはやってもいいけど、個人でやると選挙違反とかになるのがルールみたいだという。

 そうこうしているとこんなニュースもでてきた。

「RT、ダメですよ」――ネット選挙運動、未成年者は禁止 総務省が注意呼びかけ

 未成年者はネットで選挙運動にあたるような情報をtwitterとかでつぶやいてはいけないらしい。ここまでくると、選挙違反とかいうより言論統制に近い。

 まあ、総務省も(警察も?)おそらくは試行錯誤のネット選挙なのだろう。無制限というのもまずいような気がするから、とにかく、なんか、線を引いてコントロールしなきゃ、というような雰囲気が透けて見える。どう考えても本当に重要な線引きではない。意味があるとしたら、規制はなんらかするつもりですよ、という意思表示をしたいということだけだ。

 

 最後に、ナベタくんの2回目のエントリをアップ後、大塚英志さんから追加でのせてくれという文章がきたので掲載する。やはりナベタくんみたいな存在は必要でそれで分かることもある、と思った。

 

※以下大塚英志さんのメールをママ転載。

 

大塚英志です。

もし、先日のメールをブログに掲載されるなら、以下も掲載して下さると嬉しいです。

ナベタ君の先ほど北メールです。

 

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今回の結果の報告動画をアップしました。


都議選西多摩選挙区候補者に質問してみた、かったけれど……
youtube
http://www.youtube.com/watch?v=o03qARYZXKk
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21156698

……
もう一度、都選管に電話をして、「これは問題になるのか?」といろいろ訊き。
「候補者名を出さず会おうとした顛末を記す」のは問題ないのではないか、といわれたので、
都選管の見解を受けて動くのやめた説明とともにそれをアップすることにしました。

実は、「ある候補者」の顛末は番号順そのままで。
背景にしている駅も、それぞれの事務所の最寄り駅だったりします。
都合良く事務所の場所がばらけていたので。
あとは、そこを指摘されてしまうのかどうか……

選管について検索してみて。
もっとも意外だったのは、中央選管や都選管の委員の多くが元議員だったこと。
もっと独立した機関かと思っていたのに。
対戦チームの関係者が審判として試合を裁いているような感じがしてしまって。
委員のリコールも住民だけでは完結せず議会の同意が必要だったり。
いったい何なんだろうなと……